
熊本で更年期障害でお困りの方へ
本記事では、下記の内容を解説いたします。
1−1 更年期障害とは
1−2更年期障害の治療方法
1−3更年期障害の鍼灸治療方法
この記事を書いている私は、HIRO鍼灸院院長の服田と申します。私の治療院は女性の患者様が約7割を超えており、その中の多くの方が更年期障害(肩こり、疲労感、頭痛、のぼせ、発汗、イライラ、動悸、耳鳴りなど)に悩まされています。本記事では、当院が行なっている鍼灸治療について紹介いたします。この情報が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
1−1.更年期障害とは
更年期とは、個人差はありますが50歳前後の閉経時期(一般的に45歳~55歳)をいいます。この時期には女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が低下し、ホルモンバランスが崩れることによって様々な症状を発症します。更年期障害の原因としてはエストロゲンの分泌低下ががありますが、他にも環境(仕事、家庭など)や心理的な原因が重なることによって発症する場合も多くあります。当院に来院されている方々でも、仕事や家庭でのストレスが引き金となって様々な症状を発症している方がとても多いです。
1−2.更年期障害の病院での治療方法
①ホルモン補充療法(HRT):減少したエストロゲンを補充する治療方法
②漢方薬
③抗うつ薬・抗不安薬:症状が精神神経症状の場合に用いられる
1−3.更年期障害の鍼灸治療

東洋医学で更年期障害をどう捉えるか?
五臓(肝心脾肺腎)のどれに異常が出ているのかを脈・お腹・舌・気の流れなどを診ながら確認していきます。
基本的には肝と腎の機能に不調が出ている場合が多く見られます。
肝は体に血を蓄え、気を身体中に巡らせる働きがあります。この機能に不調が出ると、足は冷えて頭がのぼせたり、筋肉のコリ、めまい、イライラといった症状が出やすくなります。
腎は生殖機能をコントロールしており、腎の気は年齢を重ねるごとに減少していきます。その為、腎の不調が出ると足腰が冷えてだるく、疲れやすくなり、夜間頻尿や耳鳴といった症状が出やすくなります。
更年期障害といっても人によってタイプが色々ある為、四診によってどのタイプの更年期障害なのかを見極め、適切な治療を行なっていくことで改善していきます。
