
熊本で月経困難症でお困りの方へ。
本記事では、下記の内容を解説いたします。
1−1.月経困難症とは
1−2.月経困難症の治療方法
1−3.月経困難症の鍼灸治療方法
この記事を書いている私は、HIRO鍼灸院院長の服田と申します。私の治療院は女性の患者様が約7割を超えており、その中の多くの方が月経困難症(生理痛、頭痛、吐き気など)に悩まされています。本記事では、当院が行なっている鍼灸治療について紹介いたします。この情報が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
1−1.月経困難症とは

月経困難症とは、月経開始に伴い下腹部や腰部などの疼痛とともに頭痛、悪心嘔吐、食欲不振、イライラ、よくうつなどの症状を伴うものをいいます。症状は月経終了後に消失・軽減していきます。
月経困難症は2つのタイプに分けられます。
①機能性月経困難症
ほとんどの場合がこのタイプに当てはまり、器質的な問題がない月経困難症をいいます。月経時に産生されるプロスタグランジンが子宮筋を収縮させることによって腹痛が発症します。
②器質性月経困難症
何らかの病気(子宮内膜症、子宮筋腫、子宮奇形など)が原因で引き起こされるものをいいます。
1−2.月経困難症の治療方法

鎮痛薬、低用量ピルなど
1−3.月経困難症の鍼灸治療
東洋医学で月経困難症をどう捉えるか?
五臓(肝心脾肺腎)のどれに異常が出ているのかを脈・お腹・舌・気の流れなどを診ながら確認していきます。
月経異常などの婦人科疾患の東洋医学的な原因は基本的に肝の機能異常です。肝は気血をコントロールしており、肝の機能に異常があると気血の流れが悪くなったり血の量が減ったりして、女性の様々な問題を引き起こします。また、肝は精神(怒)、目、筋肉などと密接な関連があり、肝の働きが悪くなるとイライラし、目が疲れたり充血し、肩こりなどの筋肉のこわばりを発症します。肝の異常を改善してあげることによって月経異常、また月経異常と一緒に発症している症状を改善することができます。
